仲間がいるから走り続ける - UDC TOKYO

「仲間と走る楽しさ」を、全国3拠点で活動するランクルー、UDCのメンバーに聞いた。
  • Photograph: Hao Moda
  • Text:HERENESS

UDC(Ultra Dash Crew)は、岡山、東京、大阪の3つの拠点を中心に活動をしているランクルーだ。Instagramの投稿から、各地のマラソンやトラックレースなどに精力的に出場するシリアスランナーが集まっているように伺える。しかし、彼らの顔はシリアスどころか、笑みが溢れ、真剣でありながらも走ることを楽しんでいることが伝わってくる。

 

2014年に発足したUDCは、岡山県内のランナー数名がファウンダーである仲原祐樹さんのリードの下、週末の早朝に集まって共にランニングをすることから始まった。

現在UDC Tokyoのメンバーである森田雄一朗さんはこう話す。

「地元である岡山県で、初めて岡山マラソンが開催されたのを見て、翌年の第2回大会出場を目標にランニングを始めました。その当時は長崎で仕事をしていたので、一人で走っていましたが、2017年に仕事で岡山に戻ることになったんです。ちょうどその頃UDCがメンバーを募集していた。そこから、UDCのメンバーとして走ることになりました」


Instagramの投稿を見て、連絡をしてくるのは森田さんのような地元のランナーだけではなかった。活動を続けていくうちに、旅や出張で岡山を訪れるランナーから頻繁に連絡が入るようになる。ともに岡山の街を走り、時にはランニングだけでなく、一泊二日のキャンプなどを開催してゲストをもてなす。そのホスピタリティや活動に共感したランナーが東京・大阪でもUDCの活動を広めていくことになっていった。

毎日走れる距離をただ走るだけ

東京で活動するUDC Tokyoには定期的な練習日やルールはなく、トラックの解放日に集まることができるメンバーを募って練習をしたり、東京を訪れたゲストや他のランクルーとの交流の場としてグループランなどを開催している。

清水綾乃さんは学生時には運動経験はなかった。社会人となり、運動不足解消の為に入会したスポーツジムでランニングの楽しさを知ったばかりの頃にUDC Tokyo立ち上げメンバーとなる。

 「友達に誘われた時は、マラソンも速くないし、チーム名がウルトラダッシュ!?って思って躊躇したけど、いざ参加してみるとランニング好きならいいじゃんって雰囲気で。タイムもサブスリーしてなきゃいけないとか、大会に出なきゃいけないとか、チームでの強制的なルールや壁がないのが心地よかった。走った投稿をSNSにあげる時もハッシュタグは #毎日走れる距離をただ走るだけ っていうのもいい。タイムや距離は気にせず、ただ走ることだけでもとても良いことなんだって思えました」

UDCのメンバーが出場する各地のマラソン大会などには、近隣のメンバーが応援に駆けつける。3つの拠点のUDC間での交流も盛んなようだ。そして、仲間が走っている姿を見ることで、自らもレースに挑戦する人が増え、秋に開催される岡山マラソンには多くのメンバーがエントリーする。

UDC発祥の地で行われるこの大会では、年に一度、3拠点のUDCメンバーが一堂に会する特別なレースとなっているのだ。

仲間がいるから楽しくなる

古川竜之介さんは学生時代のサッカー部でも走ることに対してネガティブなイメージを持っていなかった。

「最初に走ったフルマラソンは人生の経験として、この一回きりだろうという気持ちでした。でも昔の、ペナルティ的なランニングと全然違うスポーツとしてのランニングに出合い、フルマラソンを完走したことからUDCに出合った。その後は日々メンバーに影響されて自然とここまで走り続けています」

蟻塚真衣さんは2022年の湘南国際マラソン優勝、現在のフルマラソン自己ベストは2時間45分08秒というタイムを持つ。

「今まで運動音痴でスポーツをしてこなかったけど、友人に誘われてフルマラソンを一度走りました。レース前の練習では総走行距離50km程度。完走はできたけど一度そこでランニングは辞めてしまいました。
その後、引越しをきっかけにまた走るようになり、しっかり練習して臨んだら最初のフルマラソンから30分も速くなった。タイムで実感できる嬉しさもありますが、それよりランニングの幅が増えることが嬉しい。以前は走る=苦しいだけ、辛いだけだったけど、練習をしていくとゆっくり走ることもできるし、長く走ることもできてランニングのレパートリーが増えました」


話を伺った4名は同世代。20代後半〜30才前後だった頃に、各々違った理由でランニングを始め、UDCで出会った。

「走るのなんてありえないと思っていたけど、趣味が欲しいとか、運動不足だから何かしたいなって感じてた時に、ふとランニングしてみようと思った。ただ走ってみたら、いいことしかなかった」と清水さんが話した時、他の3名も大きく頷いた。

AIRLY COTTON TANK

最後に、撮影時に着用してもらった〈AIRLY COTTON TANK〉について伺った。

「いつもデザインを重視して柄のあるウェアを好んでいますが、ワントーンでロゴがさりげないのも可愛いです。正面に大きなロゴを配したチームウェアもテンションが上がるけど、さりげないロゴでシンプルだからこれなら普段使いもできるし、皆で合わせるのも良いですね」と清水さん。

「コットンで走ることは選択肢にすらなかったけど、乾きがとても早い。夏場はどうしても走り出してすぐ汗をかくけど、一度それをしっかり吸収してくれて、その後は乾いてくれたから不快感はなかったです」と森田さんは、その機能性を気に入ってくれた。


撮影を行ったのは7月の週末。聞けば、前日にも集まってグループランをしていたそうだ。にも関わらず、撮影終了後にも各々でランニングをするほど走ることが好きなクルーたち。共に走ってランニングの楽しさを共有することで、お互いを高め合い、UDCというランクルーの一体感を醸成していることを目の当たりにできた。


UDC Tokyo
https://www.instagram.com/udc_run_crew_tokyo/

【モデルサイズ】
AIRLY COTTON TANK(MEN)
https://hereness.jp/products/hm-10003
森田さん(179cm) GREEN Mサイズ
古川さん(178cm) BLUE Mサイズ

AIRLY COTTON TANK(WOMEN)
https://hereness.jp/products/hw-10003
清水さん(157cm) GREEN Sサイズ
蟻塚さん(173cm) PINK Mサイズ